章節目錄
食いしん坊99人がずっと大好きな料理やレシピを紹介します。特集/一生食べ続けたい「ひと皿」落語家 春風亭一之輔[01]ホワイト餃子歳を重ねるごとに食べたくなる。実家みたいな食べ物ですね作家 角田光代[02]「七面鳥」のオムライス家庭的だけれど、家では絶対つくれない。世界一、私好みの味わいです作家、ミュージシャン 辻 仁成[03]塩にぎり(+梅干し入り)フランスに住んでいると日本の白飯の本当の旨さに気づくんです漫画家、エッセイスト 東海林さだお[04]チクワ上昇志向がないところも好きエッセイスト、画家 玉村豊男[05]家庭菜園の焼き野菜焼きトマトは一年を通して、味のベースになります文筆家 大平一枝[06]大切な人のためにつくる五平餅50代になってからつくり始めた、母の味作家 平松洋子[07]魚の煮付けあんなに敬遠してきたのに執着が芽生えたのだから、人生はわからない作家 万城目 学[08]「喜楽亭」の塩焼肉の盛り合わせ壁には、八五年のバースのポスターが貼ってある映画監督 樋口真嗣[09]「たいめいけん」のビーフコロッケ好物だった母のコロッケは、この店の味だったんです映画監督 西川美和[10]納豆オムレツなんとか、ちゃんと、暮らしていると思える精神安定剤なのです漫画家 しりあがり寿[11]静岡おでんもはや、水や空気のような存在です。いや“家族”かな文筆業 井川直子[12]「ビッレリア ルッポロ」のトピナンブールの素揚げおばあちゃんになっても引き取ってくれる酒場の優しさ塗師 赤木明登[13]キンキンに冷やした茶粥父とのつながりを、どうしようもなく思い知らされるコラムニスト 石原壮一郎[14]「山口屋」の伊勢うどん伊勢うどんを食べると、大切なことを思い出す「吉田牧場」 吉田全作[15]「ルヴァン」のカンパーニュ34年前も今も、自分の思想の現在地を確認する鰯の天日干し干物[16]「サスエ前田魚店」前田尚毅魚屋としての初心に返れる味「新政」蔵元 佐藤祐輔[17]「そば処 紀文」の千秋麺呑んべえたちの行き着く先、果ての味漫画家、コラムニスト 辛酸なめ子[18]「過橋米線」の干焙洋芋(ガンベイヤンユー)ポテトの神が宿っているかもしれませんノンフィクション作家 一志治夫[19]「ジーテン」のもやしの湯葉巻き食べた瞬間の幸福感が、27年間変わらないノンフィクション作家 中原一歩[20]「宇な米」の鰻重(松)いつか自腹で食べると目標にした東京の味「レストラン ラフィナージュ」 髙良康之[21]舌平目のボンファンこのひと皿は、フランス料理を志した僕の原点なんです作家 大竹 聡[22]「㐂よし」の名物みそ焼き5歳の頃から現在まで、もつ焼き好きは変わらない南インド料理「エリックサウス」 稲田俊輔[23]トマトの土佐酢われながら、このレシピは、一生ものです「懐石 小室」 小室光博[24]魯山人の木胡椒の当座煮ものの真味を炊く、ということを承知しているか?[コラム]一生浮気しないつまみ[25]~[29]「ドンチッチョ」 石川 勉[30]シチリアの“もつ煮バーガー”若造の頃のほろ苦い思いが噛みしめるたびに蘇ります「食堂おがわ」 小川真太郎[31]「割烹 蛸八」の玉子トーフなんちゃあない料理にいつもハッとさせられます中国料理「О2」 大津光太郎[32]「コム・ア・ラ・メゾン」のスープ・ド・ガルビュール20代、30代、40代。人生の節目に感じるスープの味がある「按田餃子」 按田優子[33]オイルと塩をかけただけの芋と豆命をつなぐ唯一の味に出会ってしまったタイ料理「CHOMPOO」 森枝 幹[34]「鮨やじま」の握り職人としての理想像が凝縮されている酒場「EUREKA!」 千葉麻里絵[35]おばあちゃんの唐揚げ子供の頃からずっと好き[コラム]一生愛し続けたいおやつ[36]~[43]料理研究家 坂田阿希子[44]オムレツを挟んだ たまごサンド料理をすることの、すべてが詰まっています文筆家 木村衣有子[45]「ツバメコーヒー」のコーヒーコーヒーのなかに、希望が見える料理研究家 大原千鶴[46]「晦庵 河道屋」の鴨なんばほっと体を整えたいとき、必ず食べるひと皿です料理研究家 コウケンテツ[47]料理をつくる楽しさを思い出させてくれる鍋ですポルトガルの伝統料理 カタプラーナスープ作家 有賀 薫[48]うちの味噌汁日々つくり、食べ続ける。そこに大きな意味があると思うから料理研究家 きじまりゅうた[49]茄子の鍋しぎ祖母の味であり、母の味であり、俺の味です[コラム]一生付き合いたい酒[50]~[53]中華料理愛好家 酒徒[54]広東式煮込みスープ バオタン広東人のスープ愛は想像以上で、僕は広東バオタン教の信者となった炊飯系フードユニット ごはん同盟[55][56]鮭の焼漬と三五八漬けずっと受け継ぎたい故郷の家庭の味です旅行作家 石田ゆうすけ[57]一時間かけてつくる晩酌のためのサラダよく研いだ包丁と阪神戦、サラダとワイン、そして妻[コラム]一生つくり続けたい呑みの締め[58]~[61]料理研究家 重信初江[62]カリカリ梅漬けものって、“季節”だからね料理家 有元葉子[63]牛ヒレ肉の網焼き原始的な直火焼きが、一番好きな食べ方です文筆家 加藤ジャンプ[64]「酒蔵 初孫」の塩もつ煮込み深い陰影ではなく、やわらかな木洩れ陽のように食いしん坊倶楽部 34人の「ひと皿」[65]~[98][一食入魂スペシャル]放送作家 小山薫堂[99]「銀座寿司幸本店」のばらちらし“人生のしおり”として食べたい存在なんです連載キッチンとマルシェのあいだ 第五十一回 居酒屋&バル、最高じゃん! 文=辻 仁成丸山隆平の美味しいってなんだろう? 火入れを知る 第十一回 ローストビーフをつくる 前編のむよむ。家飲み派のためのブックガイドvol.78 文=石田夏穂vol.79 文=森岡督行京都「食堂おがわ」の妄想料理帖 妄想三十皿目 〆鯖のセビーチェ料理・題字=小川真太郎 構成=西村晶子 撮影=福森クニヒロ 協力=サノワタルdancyu Fresh Topics昼はスパイスカレー、夜は“香る”フレンチが楽しめる赤羽の新店/関西の本格だしが香る、呑める素麺専門店が誕生/600種類以上の蒸留酒が試飲できる酒販店の新しい形「岬屋」の和菓子ごよみ[36]松茸文=岡村理恵 撮影=宮濱祐美子いまどきの旬 おはぎ文=土田美登世 イラスト=横山寛多東京で十年。vol.105「オトナノイザカヤ中戸川」文=井川直子 撮影=長野陽一私的読食録文=堀江敏幸 撮影=本多康司拝啓、イタリア料理様 四十九皿目 なすのポルペッテ料理=鈴木美樹 文=佐々木ケイ 写真=佐内正史台所の時間 ばらばら文=平松洋子 撮影=日置武晴 題字・イラスト=吉富貴子今月のdancyu今月のハラヘリ本厳選「取り寄せ」カタログ/九州産の黒毛和牛のユッケニュース&プレゼンツ前号が購入できる全国書店リスト予約購読のご案内エディターズノート食いしん坊倶楽部通信